皆さまは”ホームホワイトニング”をご存知ですか？
自宅でできるホワイトニングとして認識されている方も多いのではないでしょうか。中にはご自身でホワイトニングを行うことを不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
今回はホームホワイトニングの仕組みやメリット、治療の流れなどを詳しくご説明します。
◼ホームホワイトニングの仕組み
ホームホワイトニングは、患者さまそれぞれの口腔内に合ったマウスピースを歯科医院で作り、そのマウスピースにホームホワイトニング薬剤を流し込んでご自身で管理していただくホワイトニング方法です。
「薬剤を管理するなんて、危なくないの？」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ホームホワイトニングの薬剤はオフィスホワイトニング(歯科医院で行うホワイトニング)の薬剤とは違い、過酸化水素という薬剤です。
過酸化水素は、別名オキシドールと呼ばれるケガをした時の傷口の消毒などで使うお薬と同じものです。過酸化水素は皆さまが日常的に使っているようなお薬ですので、体に取り入れても問題のないものです。
◼ホームホワイトニングのメリット
ホームホワイトニングのメリットを以下にまとめました。
・歯科医院に通院する必要がなく、好きな時に好きなタイミングで行える
時間や場所にきまりがないため、たとえ旅行中であってもマウスピースとホワイトニング薬剤があればホワイトニングを行うことができます。
・白さが長持ちする
ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングに比べ、白さが長持ちすると言われております。また、持続してホワイトニングを行っていただくことでより白さが安定します。
・オフィスホワイトニングに比べて費用が安く済む
オフィスホワイトニングよりホームホワイトニングの方が比較的安い費用で済みます。
◼ホームホワイトニングの治療の流れ
① カウンセリング
はじめに歯の色に関するお悩みを問診します。
② シェードテイキング
ご自身の歯の色と、理想の歯の色の差などを確かめるために、見本の歯の色と見比べます。
③ マウスピースのための型取り
ご自宅で使用するマウスピースの型取りをします。
④ マウスピースのお渡しとホワイトニング薬剤の使用方法の説明
ご自宅でホームホワイトニングを行うにあたり、注意事項なども合わせてご説明します。
⑤ ご自宅でホワイトニング
毎日2時間ほど薬剤を付けたマウスピースを装着することで徐々に歯が白くなります。
2週間～1ヵ月程度で効果が得られることがほとんどです。
⑥ メンテナンス
白さは半年～1年ほど保つことができます。
長く白さを保つために定期的に歯科医院でクリーニングを行いましょう。
◼ホームホワイトニングのリスク・副作用について
・ホワイトニングは保険適用外の治療となります。
・ホームホワイトニングの薬剤である過酸化水素が、普段歯の表面に存在している保護膜を溶かしてしまい、歯の表面が荒れる可能性があります。そのため、知覚過敏のような症状を引き起こす可能性がありますが、大体24〜48時間以内に治ります。 それ以降も症状が続くようでしたらご相談ください。
・ホワイトニング直後は色の濃い飲食物(カレーやワイン、コーヒー、紅茶等)は摂取しないようお願いします。色の濃い飲食物を摂取することで、歯に色が入ってしまうことがあります。
【美しいお口元を目指すためにホームホワイトニングを】
マスクを外して生活するようになった今、お口元の印象がとても目立つようになりました。
落ちない歯の黒ずみや黄ばみにお悩みの方は、ホームホワイトニングをご検討ください。
