神経保存療法について|なごみ歯科|名古屋市西区の歯医者

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神経保存療法について




保険診療では神経の保存が難しい深いむし歯を残すことができる
「MTAセメント」をご存じですか?


◇抜髄に伴うデメリット

歯の神経は一度除去してしまうと、二度と戻ることはありません。

・むし歯が再発した際、痛みサインを感じることができない
・部分的なつめ物ではなく、全体を覆うかぶせ物となるため、歯を大きく削る必要がある
・神経と血管も除去するため、枯れ木同然となり、もろく、割れやすくなる
・神経がある歯に比べて歯の喪失に至る確率が高くなる
・すき間から歯の中に菌が侵入し、再度治療が必要となるケースが多い
・割れてしまうと抜歯となる→入れ歯・インプラント・ブリッジ





MTAセメントとは

1998年にアメリカで販売が開始され、日本では2007年に販売を開始。

歯の成分に含まれるカルシウム(二酸化ビスマス・ケイ酸二カルシウム・ケイ酸三カルシウム・アルミン酸カルシウム・石膏)を主成分とした歯科用セメント



特徴

殺菌効果が非常に高い強アルカリ性
・ 多くの細菌たちが死滅すると言われるph値よりも高く、持続的に殺菌してくれる
・成分の働きで歯質との一体化が生じるため、封鎖性が高い
・高い生体親和性が認められている(体に優しい)



歯髄を持続的に殺菌してくれることで、歯の神経の保存を可能にしてくれます





できる限り神経を保存することで
生涯ご自身の歯でお食事を召し上がっていただける可能性を高めることができます。



※全ての症例に対して使用ができるわけではありません。

むし歯を除去した際、神経と血管の生死を判断し、
保存が難しい場合は精密な根管治療が大切です。


MTAセメントは、神経保存だけではなく様々な処置で使用されています。

MTAセメントを使用した精密な根管治療により、歯を失わずに済む場合もあります。



精密な根管治療についてはまた次のブログで…



名古屋市西区 イオンタウン名西2Fの総合歯科医院
なごみ歯科
歯科医師

糸数 直也
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