◎虫歯菌が歯の根っこにまで感染した重度な虫歯
歯の根っこにまで感染してしまった場合、歯を削って詰める処置だけでは症状を改善する事ができません。
歯の内部にある虫歯菌に感染した神経や血管をきれいに除去し、
お薬を詰めて封鎖する「根管治療」が必要です。
根管治療の仕上げで行う根管充填にMTAセメントを用いる事で、
精度の高い殺菌と菌の繁殖を抑えた封鎖が可能となり、
「再発リスクを軽減」する事ができます。
◇MTAセメントを使用したほかの処置
外科的歯内療法(歯根端切除術)
歯の根っこの先に細菌感染が起こると、膿が溜まる根尖病変を引き起こします。
通常の根管治療で改善が難しい場合、歯肉を開いて細菌感染部分を切除する
「歯根端切除」を行います。
再発を抑えるためには、根管内部の無菌化としっかりと根管を封鎖する事が重要となります。
MTAセメントを使用して、歯根部の封鎖を行います。
歯根のひびや破折を修復(意図的再植術)
神経を失った歯に多い症状として、歯根にひびが入ったり、折れたりする「歯根破折」があります。
このような症状でも、MTAセメントを使用する事で維持できる可能性が高くなります。
歯根が破折した歯を意図的に抜歯して、破折部分をMTAセメントで接着した後、元の場所に戻す
「意図的再植術」を実施する事で良好な予後が期待できます。
気になる事ございましたら、お気軽にご相談ください。☏052-982-6480
名古屋市西区 イオンタウン名西2Fの総合歯科医院
なごみ歯科
歯科医師
糸数 直也
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