詰め物・被せ物の治療|セラミック治療の流れについて|なごみ歯科|名古屋市西区の歯医者

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詰め物・被せ物の治療|セラミック治療の流れについて


むし歯治療で詰め物・被せ物が必要になった場合や、古い詰め物のやり直しにおいて、


「見た目を自然にしたい」

「金属を使いたくない」

「長く使える素材を選びたい」


とお考えの方に、セラミック治療をご案内することがあります。


本記事では、セラミックを使用した詰め物・被せ物治療の具体的な流れや期間、そして治療のメリット・注意点まで、わかりやすくご紹介します。


◼️セラミック治療とは?


セラミック治療は、むし歯や歯の欠損に対して行われる詰め物・被せ物の治療方法の一つで、天然歯に近い審美性と機能性を持つ点が特徴です。

金属を含んでいない素材のため、金属アレルギーの心配がなく、変色しにくいという特徴もあり、多くの患者さまにメリットがある治療法です。


◼️セラミック治療の流れ


セラミック治療は一般的に以下のような流れで進みます。


◎カウンセリング・診査診断

まずは、歯科医師によるお口の状態の確認とカウンセリングが行われます。ここで、治療の選択肢や費用、期間についての説明がなされ、患者さまのご希望にも丁寧に対応します。


◎むし歯や古い詰め物の除去

必要に応じてむし歯の除去や、劣化した詰め物・被せ物の取り外しが行われます。このステップでしっかりと原因除去を行うことが、治療の成功に繋がります。


◎型取りと仮歯の装着

患部を整えた後、精密な型取りを行います。その後、歯の保護と見た目の配慮として仮歯を装着します。


◎セラミック製作

歯科技工士によって、患者さまの噛み合わせや色味に合わせたオーダーメイドのセラミックが製作されます。この工程には通常1〜2週間ほどかかります。


◎試適・装着

完成したセラミックを試適(してき)し、問題がなければ接着剤で固定します。噛み合わせや色味の最終確認を経て、本装着となります。


◼️セラミック治療期間の目安


治療回数は一般的に2〜3回、期間としては2〜4週間が目安です。ただし、症例によっては変動があるため、目安としてお考えください。


◼️セラミック治療のメリット


セラミックは見た目の美しさだけでなく、金属を使用しないことによる体へのやさしさや、素材の特性に基づいた耐久性など、治療を検討する上で知っておきたい特長があります。

ここでは、セラミック治療を選択する際に参考となる、主なメリットをご紹介します。


◎高い審美性がある

セラミックは光の透過性に優れており、天然歯に近い透明感を再現できます。前歯など、笑った時に目立つ箇所でも自然な見た目が実現できるため、審美性を重視される方に適しています。


◎金属アレルギーのリスクがない

金属を一切使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。口腔内の健康だけでなく、全身的な影響にも配慮した治療が行えます。


◎長期的な耐久性に優れている

セラミックは摩耗に強く、適切なケアを行えば長期使用が期待されます。表面が陶器のようにツルツルしているため、汚れが付きにくく、むし歯の再発リスクも抑えられます。


◎経年劣化が少ない

保険診療で使われるプラスチック系のレジンとは異なり、セラミックは経年劣化による変色や変形が少なく、美しさを長く保つことができるでしょう。


◎口腔内環境にやさしい

セラミックは表面がツルツルとした素材のため、歯垢や細菌が付きにくく、むし歯や歯周病の予防にもつながります。清潔な口腔環境を維持しやすい素材です。


◼️セラミック治療の注意点


多くのメリットがあるセラミック治療ですが、自費診療となるため、保険診療に比べ費用が高くなる傾向があります。

また、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、破損を防ぐためのナイトガードなどの使用が推奨されることがあります。


【セラミック治療をご希望の方はご相談ください】


審美性・耐久性に優れたセラミックは、多くの方に選ばれる治療方法です。歯科医師との十分な相談を行い、ご自身に合った治療法を選びましょう。


※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、治療効果には個人差があります。詳細は医療機関にてご相談ください。


名古屋市西区 イオンタウン名西2Fの総合歯科医院
なごみ歯科

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